| WECPNL |
| (Weighted Equivalent Continuous Perceived Noise Level) |
| 1969年、国際民間航空機関(ICAO)により、国際的な航空機騒音に係る基準として提案されました。WECPNLは多数の航空機による長期連続暴露の尺度として提案されたものです。なお、ICAOの提案した航空機騒音の尺度としてはEPNL、TNEL、ECPNL、WECPNL等があります。 |
| |
| PNL |
| (Perceived Noise Level) |
| ジェット機の騒音は通常の騒音に比較して、その高域成分によって実際の騒音レベル(dB(A))よりもやかましく聞こえることに着目した評価法で、K.D.Kryterにより提唱されました。騒がしさを感じる高音域周波数に重み付けをしたのがnoy曲線で、オクターブごとの騒がしさをnoyという単位で表し、1kHzを中心周波数とする1/1オクターブバンドでの40dBを1noyとしています。各バンドのnoyからPNL(dB)を算出します。PNLは現在、航空機騒音の測定単位としてISOにも登録されています。また、dB(A)のように騒音計に組み込んでPNLを直読することが国際的に規格化され、dB(D)という単位が決められています。PNLはもっぱらジェット航空機騒音の単位として使われますが、ジェット騒音のスペクトルはほぼ同一の分布を持っていますので、ジェット騒音のdB(A)を測定して13を加えると、PNLの近似値が得られます。ただし、プロペラ機やターボプロップ機については、機種によってPNLとdB(A)の差がジェット機の場合と異なることもあります。 |
| |
| EPNL |
| 航空機騒音証明制度で採用され、1機の通過による騒音暴露を表します。簡略化されている、近似値を求める式は以下の通りです。 |
| |
 |
| 画像 | :ピークレベル(dB(A)) |
| 13 | :補正値 航空機のエンジン、測定周波数補正(dB(A)かdB(D)か)によって変化する定数。上の式の場合はdB(A)なので13となります。dB(D)の場合は7になります。 |
| d | :継続時間補正のため、その最大値より10dB低い時間の長さ。 |
|
| |
| TNEL |
| ISOでは画像としています。航空機騒音の総暴露量の表記方式です。以下の式によって定義されています。 |
| |
 |
| ここで、 |
 | :規準化のための定数で、10秒です。 |
 | :1秒です。 |
| k | =10 |
| LEPNi | :i番目に発生したEPNL値。 |
|
| したがって、以下の式で表されます。 |
| |
 |
| ECPNL |
| 空港周辺の土地利用計画に関しての国際的相互比較と情報交換のための参考の騒音暴露単位として勧告されたもので、一定時間内の多数の航空機騒音による騒音の暴露を示します。 |
| |
 |
| ここで、T0 は考慮している時間で、日中、夜間、1日、特別な期間、1年などになります。t0 は1秒です。 |
| WECPNL |
| WECPNLはECPNLに騒音発生時刻及び季節による補正を加えた尺度として提案されました。時間の分け方は大きく2通りあって、日中(7〜22時)と夜間(22〜7時)の2分割法と、この間に夕刻(19〜22時)をはさんだ3分割法があります。また、季節補正として、ひと月のうち20℃以上の時間が通常100時間より少ない月は-5、25.6℃以上が100時間を超える月には+5、20℃以上が100時間を超え、25.6℃以上が100時間より少ない月は補正なし、としています。この補正は、地域の実状に応じた時間区分を定めています。年間WECPNLは、各季ごとのWECPNLのエネルギー平均で表されます。このように、ある地点でのWECPNLの値は、ある一定期間内に発生した航空機騒音の総暴露量を平均化して表すもので、エネルギー加算を基本にしています。 |